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mixi-inc/AndroidTraining
仮想デバイスの作成
この章では、Android のエミュレータで動作させる仮想デバイスの作成について解説します。

仮想デバイスの管理

Android Virtual Device Manager で、仮想デバイスの管理を行います。

Android Virtual Device Manager は、Eclipse のメニューから起動するか、またはコマンドラインからandroid avdで起動します。

AVD Manager

仮想デバイスの作成

AVD Manager の画面右のメニューから、Newを選択します。

AVD Manager

入力する項目は以下のとおりです。

項目 内容
AVD Name 仮想デバイスの名前
Device 画面サイズと解像度の組の選択。組み込みで実機の設定も選択可能
Target API Level と Google API の有無の選択
CPU/ABI エミュレートする CPU の種類。ARM / MIPS / Intel x86 のうちどれか
RAM 主記憶装置の容量
VM Heap Dalvik VM が確保するヒープのサイズ
Internal Storage 内部記憶装置の容量
SD Card サイズ指定する場合は、容量を指定。既にファイルに書きだされている場合は、それを指定する
Emulation Options Snapshot を有効にすると、エミュレータを終了した時の状態を保存し、次回起動時にそれから復帰する。Use Host GPU を有効にすると、PC の GPU リソースを使ってエミュレートする

エミュレートする CPU に、Intel x86 を選択する場合は、下記の手順でセットアップが必要です。
現在の最新のリビジョンは 3 です。2 までのものでは、Retina MacBook Pro でカーネルパニックを引き起こしますので、最新のリビジョンのものをインストールしてください。

  1. SDK Manager で、Intel x86 Emulator Accelerator(HAXM) をインストールします HAXM from SDK Manager
  2. SDK のディレクトリから、extras/intel/Hardware_Accelerated_Execution_Manager/ を辿り、haxm-macosx_r03.dmgを実行します(Mac の場合) HAXM dmg
  3. mpkg ファイルを実行し、インストールを行います